FinePixS2Pro ダークノイズテスト


撮影条件等
iBook500 DualUSB(OS 9)からのリモート撮影
30秒露出
室温 約26℃
撮影解像度 4256×2848
JPEG ノーマル、ファイン、CCDRaw形式で撮影したものをPhotoShop7で自動レベル補正後に解像度の幅を350ピクセルに変更
オリジナルの左上を0として縦、横ともに40〜50センチの部分をノイズの比較用に切り抜き、ノイズの強調の度合いはヒストグラムを参照
Rawファイルは展開ソフトでTIFFに変換してから加工

JPEGノーマル


 


JPEGファイン

 
CCD Raw

 
けっこうノイズが目立つように見えるのですが、ヒストグラムを見て分かるように、天体写真に限らずここまでぶっ飛んだレベル補正をかける事は全くありません。
CCD本来のノイズはランダムに出ているのですが、この程度なら実際の撮影でもほとんど問題とはならないと考えられます。
冷却CCDで言うところのホットスポット的な明るい点状のノイズはS1と同様に同じ位置に出る傾向があるようですね。
これなら長時間露出での撮影の時、ダークフレームを使ってノイズを除去する方法でも十分に対応出来るでしょう。
既にS1は手元に無いので同じ条件でのノイズ撮影が出来ない為に正確な比較は出来ないのですが、印象としてはS1よりもS2の方がノイズも少ないようですね。
自動レベル補正をかける前の画像ではどの画像も全くノイズは見えませんでした。
あとは昨年の獅子座群の時のような連続撮影を行った場合のノイズの出方を確かめてみるだけ、です。

梅雨明けはまだ・・・ですね。