太陽のテスト撮影


共通データ
カメラ;フジ、FinePixS1Pro
感度設定;320
鏡筒;BORG76+1.4倍テレコンバーター
フィルター使用時の合成F;13.4(D=52 f=700)
極軸の合っていない赤道儀でいいかげんに追尾
Apple、iBook500DualUSBでリモート撮影
2002年6月6日、昼飯前ごろに撮影(南中の直前くらいでしょうか)
ピント合わせ;かなりいいかげん(^^;
D4フィルター1枚 1/2000秒
かなり露出オーバーですね。
初めて撮った時にはこんなのを見て悲しく(?)なりました。
D4+ND4 1/2000秒
少しは見られますが、これを撮った日は薄い雲が広がって霞んでいるような感じでしたから、快晴ならこれも露出オーバーになってます。
しかもこれ以上早いシャッターは無い。
D4+ND8 1/2000秒
若干アンダー気味になってきました。
これならシャッタースピードを遅くすることで対応出来そうですね。
D4+ND4+ND8 1/2000秒
実はこういう結果が欲しかった。
この日の天気の状況も踏まえて、ここまでアンダーになればもっと低速シャッターが切れる事になります。
つまり太陽の対地高度や雲の影響による自然な減光に対してもシャッタースピードの変更だけで十分対応出来るようになります。
D4+ND4+ND8 1/750秒
まだちょっとアンダーですが、このフィルターの組み合わせでここまで撮れたらテスト撮影としては十分な結果でしょう。
1/500秒くらいが良さそうですね。
D4+PL×2 1/750秒
D4フィルター1枚は基本なのですが、そこに2枚のPL(偏光フィルター)を重ね、しかも偏光の方向を直角の位置に合わせてあります。
思い付きでやってみたのですが、結構撮れているので驚いたりして・・・
ただしオリジナルのファイルを見た感じでは黒点のディテールがちょっと失われている感じもあるのですが、事前にMacのモニターを見て調べたところでは赤に近い波長を透過し難いような感触もありましたから、赤外線に対しての防御としては有効かもしれません(ただし根拠無し、ですけれども)