ここには望遠鏡を使っての直焦点、拡大撮影、あるいはカメラレンズを使ってフィルムで撮影した天体写真が収納してあります。
撮影したフィルムは35@判専用フィルムスキャナでMacに取り込み、PhotoShopで無加工、最小限、最大限、あるいは複数のコマをコンポジット等の画像処理を加えています。
サムネールはgifファイルですが、サムネールかタイトルをクリックして低圧縮率のjpgファイルにジャンプできます。ただし、解像度は落としてあるものの、なかにはかなりのファイルサイズも有ります故、それなりに覚悟を決めてからジャンプしてくださいネ。それでもオリジナルは1ファイルで10〜30Mbだったりしてるんですが……。
ここのファイルは基本的にダウンロードフリーですが、個人使用に限定します。ただし、web上、あるいは出版物に使用したい場合にはメールで御一報ください。ダメとは言いませんから。(Digimarc入り)
では、ごゆっくりどうぞ。

久々にフィルムでの撮影をしました。やっぱりデジタルカメラや冷却CCDには無い良さがありますね。手間はかかりますけど……(^^;
カシオペア座のすぐそばにありますが、ペルセウス座の領域にある散開星団です。二重星団の名前で知られています。空の条件が良ければ肉眼でも見えます。
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ぎょしゃ座の散開星団、M38です。ぎょしゃ座の5角形の中にあります。h-χほどの星の密集ではありませんが、これも肉眼でわかりますが、双眼鏡で見るとその拡がりがわかります。
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オリオン座の三ツ星の一番左の星の周辺にあるガス星雲、その手前にある暗黒物質が馬の首の形に見えるので馬頭星雲の名前が付けられました。望遠鏡を使っても目では見えませんが、写真に撮るとその存在がわかります。CCDの部屋にも画像がありますから見比べてみてくださいね。
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2000年の皆既月蝕の写真です。
地球の影のほぼ中心を通過した為に皆既の継続時間は最大級となりました。
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雲のおかげで不思議な写真になりました
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皆既が間もなく終わる頃です
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皆既が終わって少し経ったところです。日食のダイアモンドリングみたい?
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月蝕もまもなく終わります。影の境界がぼんやりしているのは地球の大気の関係です。

M45プレアデス星団
日本では『すばる』と言う和名もあります。肉眼では6つほどの星が見えるだけですが、適度な倍率の望遠鏡で見ると、見た通りの星だらけです。恒星の周囲にはガスの反射星雲があり、これが写真に撮るとなかなか綺麗だったりしてます。
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m31アンドロメダ銀河
秋の夜、月が出ていなくて周囲が十分に暗いと肉眼でも見る事ができます。望遠鏡で見ても、中心部分がボヤ〜っと見えるだけですが、写真に撮ると、GOODですねえ。
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m42オリオン大星雲
多少の月の明かりがあってさえ、肉眼でも見えるガス星雲。しかもでかい!
望遠鏡で見ても見えるのは中心部とそのまわりくらいですが、写真で見るといかにもガスの塊、ってな感じです。でもこれ、ホントは高めの倍率の双眼鏡で見るのが一番いいんですよ。
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m101銀河と周囲の諸々
焦点距離800@の望遠鏡でm101銀河を撮影してみました。ノートリミングです。
タグが付いているのは全部、銀河系外の銀河です。これ以上の銀河が空にはうじゃうじゃありますから、どこかに何かいるかも…。いたら面白いんですけどねえ、まだ未確認だし。
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1998年に撮影したペルセウス座流星群の1枚です。フィルムの隅の方に写っていたのですが、小さいけど比較的明るい流星です。おまけに、ものの見事に色が変化しています。まあ、別に珍しくは無いんですが、流星自体、撮れることが珍しいものです。なんせ、これは機材よりも、はっきり言って『運』、だけで勝負する、ギャンブルみたいなものですからねえ。
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ネタが少々古いのですが、土星のリングが地球から見て真横になり、リングが消失したかの様になったときの写真です。似てるけど木星じゃやいよ。
ちなみに、土星のまん中あたりにある黒いスジは土星に写ったリングの影。
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地球照
限り無く細い月を拡大してちょっとだけ長めの露出をかけるとこんな写真が撮れます。右側の明るい部分は太陽の光りを直接反射していますが、それ以外の部分は地球が反射した太陽光で照らされています。
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天文室へ転送っ!
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