Fw: 南京に行って来ました。

Tuesday, October 07, 2003 11:39 AM

青木天文台の茅野です。2001年からフィリピン、2003年8月から中国の無錫に来ています。こちらで工場の立ち上げをしています。10月2日(国慶節の祝日)に南京に行って来ました。ここには紫金山天文台があり、彗星、小惑星の発見に紫金山1号、2号と命名しています。また、私の故郷には時の記念館”儀象堂”があります。古代の時計の原型が再現され、展示されています。詳しくは下記のHP参照http://www.town.shimosuwa.nagano.jp/akimiya3.htm紫金山天文台でも渾象(こんしょう)や水運時計の展示がありました。上海、蘇州、無錫、南京と揚子江流域の地帯は、温暖ですが、水蒸気が多く、ほとんど晴れません。こちらに来てから火星が見えたのは7日ほどです。紫金山天文台も設備は古く、今ではほとんど観測できないと思います。2日は雨でしたが、大勢の人が山を登ってきていました。中国では有人衛星の打ち上げや、天文に対する関心が高い事を知りました。

中国ではオリンピックに向けて建設ラッシュが続いています。中学校高校でも新社屋が建設され、天文台設備が設けられています。日本ばかりでなく、中国の天文台作りも考えてみてはいかがでしょうか。

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