狛江天文同好会 大坂 廣田 来年のお話し
本年は、月齢15.8という満月1日後と、星雲・星団の 撮影には不向きな条件であった。 しかし、天候に恵まれたことにより、大勢の方に来て 戴いた。撮影対象として、天頂付近のM13とM27を選び200mmNewtoinan(F6.085):大武蔵を使用して、直焦点撮影をした。ISO800に設定して戴き、露出時間は3分とした。ガイドはせずに恒星時運転(ノータッチガイド)での撮影を行った。天頂付近であるため、大きなズレを生じることもなく、そこそこの結果が得られた。最近のデジカメは、ライブビュー機能があるが、暗い撮影対象ではピント合わせが出来ないため、明るい恒星で ピントを合わせてから、撮影対象を導入してからの撮影となった。コンデジでの撮影があり、露出時間が15秒しか出来ないためISO1600として撮影してみた。ノイズがあまり見られずそこそこの結果が得られた。今回は、圧倒的にキャノンのデジカメが多くて、キャノンマウントのTリングを用意しておくべきだと痛感した。同一メーカーでも、レリーズが共通でないため、次回からは必ず、レリーズの持参をお願いしたい。出来れば、Tリング(カメラマウント)も持参戴ければ、撮影がスムーズに出来ると思う。今回は、自分の望遠鏡で撮影を希望した方がいなかったが自分の望遠鏡でも、条件次第でこれだけの撮影が出来ることを知って戴く機会としたいので、遠慮なく持ち込みをして欲しい。但し、全ての望遠鏡が対応出来るとは限らないので出来ないものは出来ないとはっきり申し上げる。只、こうしたら出来るとか、こういうものなら撮影できるとかなどの、アドバイスはするつもりである。以上、今回の体験会についての所感である。
合計 21名の参加でした。(整理券回収分)
番 号 |
都道府県 |
氏 名(敬称略) |
番 号 |
都道府県 |
氏 名(敬称略) |
001 |
静岡県 |
松野 |
021 |
||
002 |
千葉県 |
保坂 |
022 |
||
003 |
東京都 |
小沢 |
023 |
||
004 |
山梨県 |
田中 |
024 |
||
005 |
神奈川県 |
原 |
025 |
||
006 |
026 |
||||
007 |
027 |
無記名 |
|||
008 |
028 |
||||
009 |
029 |
無記名 |
|||
010 |
長野県 |
中村 |
030 |
||
011 |
031 |
||||
012 |
埼玉県 |
中島 |
032 |
長野県 |
浜 |
013 |
埼玉県 |
中島 |
033 |
長野県 |
浜 |
014 |
清水 |
034 |
矢野 |
||
015 |
035 |
||||
016 |
神奈川県 |
河西 |
036 |
||
017 |
長野県 |
森林 |
037 |
神奈川県 |
内藤 |
018 |
松田 |
038 |
神奈川県 |
内藤 |
|
019 |
静岡県 |
日向 |
039 |
神奈川県 |
藤井 |
020 |
040 |
人数的には、合計20名くらいが良いですね。
来年は、月齢が良いので晴れればもっと増えると予想されます。でも、参加者を制限するつもりはありませんので、撮影が出来る間は対応したいと思います。折角来て戴いたわけですから、体験して戴いて帰ってもらいたいと考えています。 明るい時間に、撮影方法などの講習をすることも良いのではないかと思います。 実際に、自分のカメラを望遠鏡に取りつけてみたりするのも良いと思います。 暗い所では、何をしているのかわからないと思いますので、明るい時に整理券を受け取っておくようにすれば、簡単な説明が出来ると思います。来年の原稿に載せて、受付でも名簿に記載しておくようにします。