南極日蝕(南極日食)速報 (2003.11.20 up)

数日後に予定されている南極域皆既日蝕に原村『星の降る里』観測隊が、20日成田より出国しました。

今回は南極大陸には足跡は残せませんので、オーストラリア発・着の日蝕帯域を飛ぶ航空機の窓からの観測となります。ただし、窓側の席は確保できませんでしたので、窓より2番目の席からの撮影となります。機材はS2proを中心としたものとなります。撮像とメール環境がマッチングすれば、速報としてここにUPの予定です。

オーストラリア発・着の日蝕帯域を飛ぶ航空機の帰着が2時間ほど遅れています。17:53

現地空港付近のWEB環境よろしくないようです、第一報が来ましたが、化けていて文字も画像も使えません。18:36


Sent: Monday, November 24, 2003 7:50 PM メルボルンより

原村星の降る里同好会、皆既日食観測隊は、皆既の瞬間を、南極上空10000メートルでカメラに収めることに成功。

観測隊は、(八ヶ岳自然文化園北原芳誠)20日に日本を出発し、オーストラリアの、メルボルンに到着。メルボルンから出発する南極日食観測ツアーに参加。世界の国々から集まる天文ファン300人とともに、南極へ向け24日午前2時(現地時間)メルボルンを出発。南極に近づく午前6時頃につれ流氷が多く目に付くようになる。皆既の瞬間が近づく、9時40分にはそれまで一面に見えていた白い大地が、暗くなり、9時42分に、太陽はすっぽりと月によって隠されてしまった。皆既の瞬間、太陽の周りには、コロナが現れ、大地を薄暗く照らし始めた。2分30秒間の後、太陽は再び一点の光とともに現れ始めた

今回の皆既日食は、南極でしか観測ができないということで、ゆれる飛行機での観測を余儀なくされてしまいましたが、世界から集まった、日食ファンとともに、その瞬間の感動を味わえたのは、今までの観測にはない喜びがありました。

2003.11.25 15:10PM エアーズロックに向かっています。(TEL 通信  :エアーズロック周辺のWEB環境???)。

2003.11.25 17:03PM 機内の画像3枚受信。

第2接触
南極のコロナ
第三接触
機内から見た南極の山
機内から見た南極の流氷
機内の様子

2003年南極域皆既日蝕(日食)写真集 (UP2003.12.07)
アストロアーツの紹介記事

画像使用の際はご連絡下さい サイト管理者の電子メールはこちら   観測隊への情報連絡確(11.26)

別動隊:南極日蝕観望隊地上班からの報告もあります。こちらは地上でしたので帰国後の処理が進行中です。暫くお待ち下さい。(2003.12.03)

日食情報センター(リンク)  二つのライブ中継があります。

インターネット中継 LIVE!ECLIPSE2003・ライブ!ユニバース 日本時間24日午前6時40分からライブ中継

南極白夜の皆既日食・NHK総合テレビ、BSハイビジョンで生中継日本時間24日総合午前8時から、BShi午前7時25分から