2006年3月29日にアフリカからトルコ方面にかけて見られる皆既日食は、多くの観測ツアー広告が天文誌上に掲載されていますが、今回は皆既日食の写真やそのときのスナップ写真を掲載して皆様の参考にさせていただければと思います。(2006.01.01UP)
@ 1988年3月18日小笠原沖皆既日食
このときは、小笠原丸で小笠原諸島のさらに南方の海上にて船上から観測しました。揺れる船の上からの撮影で、日食現象を画面の真ん中にとらえることに苦労しました。また、撮影に夢中で、ゆっくり自分の眼で確認する時間がなく、あわただしく時間が過ぎてゆきました。
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A小笠原日食でのダイヤモンドリング
ダイヤモンドリングの直前から両端にプロミネンス(紅炎)が見られ、急激に冷える気温のため、半袖のシャツからでた腕には鳥肌がたちました。きっと感動もあってのことだと思いますが
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Bハワイ日食
1991年7月11日のハワイ、メキシコ皆既日食では、家族4人でハワイ島に出かけました。夜明けから思わしくない天候でしたが、太陽の欠けゆく様子は、この写真で見られるように皆既直前まで観察できました。しかし、肝心の皆既中は厚い雲に阻まれて残念ながらまったく見えませんでした。
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C ハワイ日食の撮影機材
ハワイ日食の撮影機材は、光学系はタカハシFC−60、カメラはニコンnewFM2、赤道儀はタカハシP2を使用しました。
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Dタイ日食
1995年10月24日の日食では、インドやカンボジアに出かけた方もいらっしゃいましたが、圧倒的にタイでの観測者が多く、日食の皆既帯が通る各都市や町では観光客で大にぎわいとなりました。このときは太陽の活動が比較的おとなしい時期で、コロナの様子からそのことがわかります
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Eタイ日食の撮影スタイル
タイ王国ナコンサワンのホテル屋上での観測となりました。撮影機材はハワイの時と同じで、それに8ミリビデオカメラを登載してスチル写真とムービーとの両方の撮影を行なっています。赤道儀の極軸の向きが低いことに注目!
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F モンゴル日食
シベリヤやモンゴルで1997年3月9日に見られた皆既日食の様子です。
モンゴルのダルハンという都市を通過する皆既帯では、前日の夜から雪が降り積もり、雲間からの撮影となりました。厳寒のなか、赤道儀で追尾しながら10秒露出にてとらえた映像です。
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Gヨーロッパ日食
このときはトルコでも見られましたので、本格的な観測チームはトルコに出かけた方が多く、私は家族とともにハンガリーでの日食観測を楽しみました
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Hヨーロッパ日食でのダイヤモンドリング
ダイヤモンドリングとはもともとは皆既のあと、月淵から太陽が姿を見せ始める時の一瞬をそう呼んだらしいのですが、現在では皆既が始まる直前の様子もそのように呼んでいます。何度見ても感激する一瞬です。これをみると日食病という病(やまい)にかかると天文ファンの間ではまことしやかにささやかれています。
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I皆既中の空
皆既中にはたいてい明るい星が見られます。金星や木星が良く見られますが、2006年のトルコ日食では恒星も見えるか確認したいと思います。
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J ヨーロッパ日食の撮影機材
私の日食観測では追尾用に赤道儀をいつも使用します。このシステムではタカハシP2赤道儀の赤緯軸を改造し、片方に鏡筒、もう片方にビデオカメラを取り付けました。撮影光学系はタカハシFC−60NZ、カメラはニコンnewFM2チタン、ビデオはソニーのデジタル式を使用しています
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Kヨーロッパでの記念写真
ハンガリーのバラトン湖の畔で観測しました。日食観測成功の直後の写真なので、みな笑顔です
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L アフリカ南部日食
2001年6月21日にザンビアの首都ルサカでの撮影です。この日食ではジンバブエやマダガスカルなどで観測したツアーもありましたが、私は都市部で観測できるザンビアのツアーを選びました。アフリカの大地は空気が澄んで星空も太陽もそれはそれはリアルに美しく観ることができました。
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M 部分日食連続写真
日食写真では、連続写真も良い画面をつくることができます。これは、国内で見られた日の出の時に欠けたまま昇ってくる部分日食の様子をとらえたものです。千葉県鴨川市の江見海岸での撮影です。
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