第18回田中千秋WEB天体写真展 (2014.12.30 UP)

今回は、天体望遠鏡とコンパクトデジタルカメラを使用した月と惑星の写真をおもに掲載します。

コンパクトデジカメでの撮影シーン

天体写真を簡単に写す方法として、天体望遠鏡の覗き口(アイピース)のレンズにコンパクトカメラのレンズを近づけて撮影します。フラッシュはOFF、それ以外はオートにして手持ちでシャッターを押します。

@ 2014年5月10のまちかど観望会スナップ写真です。観望の合間にコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)で惑星などを撮影しましたので、A以降の写真でその撮像を見ていただきます

A 2014年5月10日の火星です。光学系は10センチ屈折です。望遠鏡のアイピースにレンズ付のカメラを近づけて撮影する方法をコリメート法による撮影方式と呼びます。

B 同じく5月10日の木星です。アイピースの覗き口にカメラを近づけてパチリと撮影しますが、コンデジのレンズを望遠側にズームして撮影しました。

C 同じく5月10日の土星です。この日は多くの惑星が見えて観望者も大喜びでした。

D 同じく5月10日の月面です。コンデジでは一番写しやすい対象です。月を撮影するときはズームは広角にして撮影します。

E 2014年9月6日のまちかど観望会のときに撮影した月面です。やはりコリメート法で写しています。

F 2014年12月6日のまちかど観望会のときに撮影した満月の像です。

G 2014年4月26に月と金星が接近しましたので、いわき市の塩屋埼灯台に出かけて一眼レフカメラをカメラ三脚に固定する「固定撮影法」で撮影しました。

H 同じく4月26日の月と金星の接近した様子を塩屋埼灯台付近の薄磯海岸にて撮影したものです。

I 2014年10月8日に見られた皆既月食。いわき市塩屋埼灯台の下で撮影しました。写真は灯台と皆既月食を合成してひとコマにまとめた写真です。

J 2014年10月18日、神津牧場天文台に出かけて撮影したアンドロメダ銀河です。新規購入したタカハシε-130の試写です。30秒露出1コマの画像です。

K 14年11月24日、県立ぐんま天文台に出かけましたが、そのとき、西空に見られた細い月を手持ちで撮影しました。