研究途上のため、転載厳禁
デジタルカメラ・ルーム
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2010年12月14〜15日・ふたご座流星群
平日でしたがこの為に翌日は休みを確保、仕事が終わってからいつもの観測場所に直行となりました。
昼間は雲量0のピーカンでしたが夜になって雲が流れて来ていたので赤道儀の使用はやめてカメラ三脚での固定撮影に決定、まだ月が出ていましたが21時過ぎには撮影開始。
そしてその月のおかげで極めてラッキーな事に…

過去からの経験上、流星の撮影は満月の夜でも出来る事は証明済み、そしてあの時は偶然でしたが月と流星が一つの画像に合成ではなく同時に写す事も成功しています。

で、今回、たまたまその時は月と木星が見えている方向しか雲が切れていなかったのですが、そちらにカメラを向けながら、
『ここにでっかい流星がど〜んと飛んで写ったらカッコイイよな〜』
なんて話していたらホントに飛んで・・・

後は画像でどうぞ・・・




2010年11月6日・観望会

いつもの原村の観望会、新月ですが一般観望会のみ。
・・・ですが、せっかくの新月だし久しぶりに大気の状態も良いので有志は残ってそのまま観測モードへ移行となりました。

今回の目標は9月の観望会ではとりあえず撮れていた、10月の観望会では天候不順で撮らなかった103P/Hartley2の撮影とつい数日前に二人の日本人によって単独発見されたC/2010 v1イケヤ・ムラカミ彗星の撮影、あとついでに系外星雲とか散光星雲とか。
で、こんな結果となりました・・・

 

103Pは地平線上に出現する時刻を過ぎたらその方向に雲があり、彗星のすぐ近くで導入の目印になるプロキオン共々見る事が出来ないとか、v1は彗星が林の上に出現して見える位置には来たけど高度が低くて大気の影響を受けていた為に背景もろとも黄色っぽくしか写らない、おまけに撮影が可能になってから20分で雲が全天に広がって観測は強制終了など、いろいろありましたが久しぶりに直焦点で楽しめました。
そんな中でM42の撮影中にそのM42をかすめるように経路からおうし座群に属すると思われる明るい流星が出現、視野の片隅ですが、M42と同時に撮影する事が出来ました。
R200SSで初めて撮影した流星ですが・・・微妙に嬉しくない。

その他の撮影結果はこちら…




2010年9月19日・観望会

いつもの原村での観望会です。
普段なら赤道儀を出す事をためらわずにやめるような空のコンディションだったのですが、周期彗星が明るくなっている、と言う話から急遽出す事に。
狙いは103P/Hartley2、情報では6.5等との話でしたが・・・

 

こんな感じで月は出ているし雲は多くてクリアじゃない、M31アンドロメダ星雲も60秒の露出でこの程度しか写らないような状態で、彗星を狙って撮影した画像を見ても彗星そのものが有るのかどうかすら分からないような状態でした。

が、持ち帰った画像ファイルを調べたところ、どうやら写っていたようです。
ただし薄い雲越しの画像なのでどう見ても6.5等有るようには見えませんが、それでも彗星特有のあの緑を帯びた色のおかげで見つける事が出来ました。



2010年8月13日・ペルセウズ座流星群

天気が・・・ねえ(^^;
予定では台風一過で夜半過ぎにピーカンになる予定でしたが、台風が根性無しだった為にどうやら太平洋あたりから湿った空気を引き込んだらしく一晩中曇りで雲量は常に9以上?
それでもとりあえず群の流星を一つ補足出来ました。




グレースケールの反転画像
あと散在も一つ

2010年7月19日・観望会

天の川がきれいでした・・・リンクを貼るのを忘れてた…


2010年1月4日・しぶんぎ座流星群

今回は月の影響もあり、また発表されていた予測ピークが明け方の4時ということもあり、明け方だけを狙ってのピンポイントの観測となりました。
いつもの観測地に着いたのは1時半頃で、月の位置も考慮してカメラを向けるのは北東方向の地平線に近い部分のみに絞る事を考えていた為、赤道儀は使わずにカメラ三脚を使っての固定撮影となりました。

3時頃には機材、カメラの設定などの準備も全て完了して3時半から撮影開始、その結果は下のような事となりました。
一番最初に撮影した群の流星は4時前ですが肉眼での確認は無し、その後も目立った活動を見る事はできませんでしたが、4:50頃から5:05くらいの短時間に幾つもの群に属する流星を目撃しています。
その後は散発的なものとなったのでピークは6時前には終わった印象です。
撮影出来た流星は群5、散在1、判別不可1の計7個となりましたが、この日の月齢でこれだけの数を撮影出来た、という事はそれなりに出現していたと考えてもよいでしょう。

散在 判別不可

今回はカメラと制御用のMacはいつものS5ProとMacBookAirですが、レンズはシグマの20mmを使用しています。