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デジタルカメラ・ルーム
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12月14〜15日・ふたご座流星群
毎年安定して出現するふたご座群、今年も休みを確保して…
までは良かったのですが、当日の天気予報は下り坂、それでもワンチャンあれば、という事で行ってきました。
が、現地入りした時は全天曇りの状態でこれはダメか?とも思ったのですが、せっかく食料やら何やら買い込んで出かけてきたのでそのまま夜明かしする覚悟でw
なんとなく雲が切れたりでこんな状態になったのですが、これはまだ良い方でした。
とりあえず撮影はカメラ任せにして夜食食べたりおでん食べたりw
一旦は諦めて機材を撤収したのですが、3時頃に車の外に出てみるとほぼ全天晴れに近い状態とか…
原村お約束の『魔の27時』は健在でしたw

結果、テスト撮影や雲しか写っていない画像も含めて約370枚、そのうち5枚に流星が写っていました、しかもそのうち2フレームは2個の流星が写っている、というラッキーな展開となりました。

なお、今回撮影に成功した流星は02:59から03:12の間に集中しており、その間も眼視でコンスタントに1分に1個くらいは飛んでいました。
最終的に3時半過ぎにはベタ曇り、その後4時を回ってからは雨も降り始めて完全に天気予報通りの展開となりました。
いつもなら外に温度計を出しておいて最低気温を見たりするのですが、そんな気にもならないほど暖かめな夜でした。
あとおでん、美味しゅうございましたw
あ、今回は散在流星が一つも写っていませんでした、珍しいな・・・


10月21〜22日・オリオン座流星群
週末ですし(平日でも有給取って行くかもw)、月の位置もいい感じだし、天気も良さげ、ならHRの期待値15程度のオリオン群でも行かねばなるまい、ということで撮影に行ってきました。
23時くらいに撮影を始めたのですが、全然飛ばない・・・
でも撮影はカメラ任せで継続していて、でも飛ばなければ暇なので何とは無しに双眼鏡を持ち出して楽しんでいましたが、この日は空の状態がとても良かったようでペガサス座の近くに見慣れないもやっとしたものを発見?、それがどう考えてもさんかく座のM33ということに。
直焦点でもなかなか難物の対象ですが、50ミリ6倍くらいの双眼鏡でもその存在がはっきりとわかるくらいのコンディションの空と言えば伝わるのでしょうか。
その後ポツリポツリと流れたものの撮影の間中に目視で見た群の流星は20個にも満たないような感じでZHRでも一桁台ではなかったのかと思います。
そんな中で暗いものがほとんどですが群の流星が5個、散在流星が4個写っていました。
あのピークとは言えないような出現数でこれだけ撮れていれば上出来でしょう。

オリオン群
散在流星
夜明けの金星



8月12~13日・ペルセウス座流星群
台風も接近中、ピンポイント予報も晴れる見込みは無さげ、という状況でしたが、とりあえず行かねば話になるまいということでいつもの場所に出撃。
現地入りした頃はピーカン状態でしたが20時前くらいから雲が流れてきてその後は雲って雲って雲が切れて雲って晴れて雲って、みたいな天気の変化で、撮影中もかなり確率の低い勝負で最悪写ってないだろうな、という印象でした。
結果的には群1、散在1、人工衛星たくさん、みたいな結果でしたが、目視では明るいのも見たのでまあその辺りは良かったかな、という感じです。

天の川
人工衛星
散在流星
ペルセ群流星
地球照とオリオン座
地球照


今回アップした人工衛星は位置的にペルセウス座の真下で経路も群のものと同じなので画像のチェックの段階では群の流星だと思っていたのですが、画像を処理したら色の変化もなく人工衛星特有の写りかたをしていたので衛星だと分かった、という曲者でした。
群の流星も薄明が始まってそろそろ撮影も限界、という頃の最後の悪あがきの時に写っていたものでもちろん目視していませんw
地球照ももうちょっと長い球を使えば見栄えするのですが、余計なものを持っていくと本来の目的を見失って遊び始めかねないので今回は持って行きませんでした。
まあ、それなりに楽しめたので良かったかな、といったところです。


2023年8月6日・原村星まつり
・・・の、観望会場での天の川のスナップショット的な。
何しろ固定撮影しか出来ないのでなるべく星を流さずに、ということで珍しくISO感度6400以上、露出時間は15秒以下、という撮り方でした。
あんまり好きじゃないんですけどね〜、そういう撮り方は。やっぱ赤道儀で恒星追尾したい。


2023年6月24日・観望会
通例なら1月のしぶんぎ座群から始まるはずが体調不良で身動き取れず、みたいな状況で今年初の空が6月の撮影となってしまいました、まあ、しゃーない。
天気予報でも目的地への道中でもあまり晴天は望めず、な状況でしたが梅雨時で雲が低くかかって下界の光を遮ってくれたら天の川のチャンス、というのを狙っていましたがこればかりは天気には勝てず、な感じですね。
それでも雲間から月や金星、構成もちらほらと拝めたので良しとしましょう。

今回の画像は天体写真というより観望会でのスナップ写真みたいな感じです。
月の写真は文化園のドブソニアンにiPhoneをくっつけてのコリメート撮影、薄雲越しなのでこれだけ撮れていればまあ楽しいw