研究途上のため、転載厳禁
デジタルカメラ・ルーム
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S5Pro、なかなか良い感触です。
流星の撮影で本格運用を開始した当初はカメラと制御ソフトとの間の接続が確立出来ない、といったトラブルで苦労しましたが、結果的にカメラのファームウエアとHyper-Utilityのアップデートとで解決しました。

カメラそのものもニコンやキャノンと比べて連射が遅いとか言われていますが、少なくとも秒速**コマ、といった機能は天体写真では全く無用、加えて一般的に言われているようなRAWファイルで保存・・・というのもS5に関しては必要ないのではないか、といった感触です。
状況に合わせてカメラの設定を変更する事で十分ではないでしょうか。
もっとも、例えば流星の撮影に関してはファイルの転送や保存時の書き込みに時間がかかるRAWファイルでの保存は致命的ですので使いません。

撮影は主に長野県の原村で行っています。
サムネールをクリックすると拡大画像とかにジャンプします。

2008年12月14〜15日・ふたご座流星群

実は前日、13日の夜にも原村に出かけていたのですが、翌日に仕事だった為に日付が替わる前に撤退、加えて現地は魔の27時には雪に・・・
14日の夜からの撮影となりましたが、やはりピークが過ぎているといろいろと条件的には厳しいです。
670枚程の撮影中、流星を撮影する事が出来たのは3枚でした。
しかもそのどれも出現した時に見てはいないと言う状態でした。

まあ、こんなところでしょう。
と言うか、10月のオリオン群で今年の分の運を全部使い果たしたか?(笑)

  

2008年10月21〜22日・オリオン座流星群

平日ですが・・・有給はこういう時の為に・・・

朝の天気予報では良さそうな事を言ってましたが、どのメディアもオリオン群・・・とかで騒ぎ過ぎだ、おかげで曇った(^^;
それでも一昨年のオリオン群の時みたいにお神酒でどうにかしようという(笑)
コップ1杯くらいの白ワインで勘弁してもらいました。

3月に購入して以来、やっとMacBookAirの実戦投入となりました。
周囲の環境に応じて自動的に明度を調整するディスプレイとバックライトキーボード、観測にもなかなか使い易いです。
で、肝心の流星はテスト撮影も含めて501枚・2.7GBの撮影となりましたが、その中で12個のオリオン群と1個の散在流星の撮影に成功、結果的には上出来でしょう。
散在

2008年9月27〜28日・観望会

どうも今年の観望会は天気に恵まれていませんね〜(^^;
空を見て赤道儀を出さなかったり、あるいは出しても結局使う事無く撤収だったり、そんなことばかりでした。
今回も同じ様な感じだったのですが、S5Proを制御する為の新しいノートのMacBookAirの実地テストも兼ねて何とか撮影する事が出来ました。
雲の動きに悩まされましたが、とりあえずはこんな感じで・・・

夕焼け・1 夕焼け・2 夕焼け・3 夕焼け・4
いるか座 M45 北アメリカ星雲 M31 M45
レンズが曇った

2008年1月4日・しぶんぎ座流星群

事前に予測されたピークは4日15時、4日21時、4日21時〜5日未明、という3パターンでしたが、15時の予測が当たりなら4日の早朝よりも日没後の方が可能性としては高そう、という事で4日の夜の撮影となりました。
撮影開始後、22時から1時間弱程の間に小規模なピークがあったようで、眼視ではしぶんぎ座群に属すると判断出来る経路の流星をいくつか見る事が出来ましたが、撮影中は常時上空のガスと雲との隙間を狙うような状況、加えてカメラの視野の中に出現しても写らないような暗いものがほとんどだった為、ZHRは15〜20程度ではないかと思われます。

  

撮影地・山梨県高根町
22:12