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2022年12月15日・ふたご座流星群
オリオン群の時、出かけようとしたら観測車両のバッテリーが死んで出撃出来ないという非常事態(製造年見たら13年くらい経過してた、よくもったな〜)、当日は諦めて(まあ、オリオン群だし)、直ぐにバッテリーを交換して次にそなえておいたのですが、エンジンがかからん…どうも半年近く放置して燃料フィルターが死んだかなー?という感じで、それでもふたご群なら行かねばなるまい、という事で急遽必要最低限の機材だけジムニーに積んで出発、観測地到着は日付が変わってました。
それでも月はあるものの天気も良く撮影には支障無しという事で撮影となりました。
結果的には約380枚の撮影中、14の郡に属する流星を撮影することができました。そして珍しく散在流星が一つもない。
眼視で見ていても月明に負けないくらい明るい流星が多く楽しむことが出来ました。
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ということで今年の活動はこれで締めでしょうか。
とにかく楽しめて良かったです。
2022年11月8日皆既月食・天王星食
部分月食なら気にしないけど皆既月食ならなんとかして…
ということで仕事が終わって帰宅したのが18:20頃、メシも食わずにとにかく急いでセットアップ…北極星が見えないw
でもまあ、ターゲットは月ですし、コンパスで赤道義をなるべく正確に北に向けて角度はスマホのGPSで表示される北緯になんとなく合わせてこれでいいや、ってことで。
時間があれば正確に極軸を合わせてVC200Lにレデューサを付けて、が皆既月食の基本スタイルですが軸合わせが大雑把で不正確な事とオーバーホールの終わった200SSの直焦点で行こう、となりました。
なんとかシャッターを切り始めた頃は皆既の直前、あとは最大食分を挟んで天王星の第一接触くらいまで撮れたらいいかなー、といった感じでした。
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1枚目はほとんどテストショット、上から2行目、左から二つ目の画像の頃が最大食分、同じく上から2行目の一番右の画像のあたりから月の真下に比較的明るい星がちらほらと見え始めてきますが、これが天王星です。
極軸が正確なら月もあまり上に行ったりとかしないで安定した位置で撮れるのでしょうが、セットアップの時に北極星が見えなくて感任せの軸合わせではこんなものかと。
一番最後の画像では天王星が半分くらい?月に隠れたところで今回は終了としました。
家族の体調や自分の体調などもあったりするので今年はあと何回見に行けるでしょうか…
でもやっぱ獅子座群とふたご座群はなんとかしたいところです、休みが取れるかどうか微妙ですが。
2022年5月4日・R200SSオーバーホール完了
2021年12月の撮影時に光軸の微妙なズレを感じて既に完全に予約制となっていた埼玉のビクセンのショールームにR200SSの鏡筒を持ち込んだのが1月、12月の時に怪しかった画像関係をプリントしてここがこうだから…という感じでオーバーホールを依頼、概ね長くても2ヶ月でおわる、と言う話でしたが、鏡筒が帰って来たのはそれを少々過ぎてからでした。
すぐにでもテスト撮影に行きたかったのですがたまたま満月期と重なってそれじゃ四隅の微光星のコマ収差がちゃんと完全されているかどうかわからんだろ、と言うことで新月期を待っていたら物の見事に連休と重なり、観望会を開けないいつもの場所に架台が15台ほど並び更に夜中に出入りする車もあるような状態でした。
そうなることを予想して日没前に行って正解でした。
で、撮影結果は良好、これなら文句無しです。
レーザーコリメーターがあれば自分で出来るかも?とも思いましたが、そのコリメーターの外径の精度が果たして正確かどうか、つまりコリメーターの光軸が正確でもドローチューブに差し込む部分で誤差があればR200SSみたいな鏡筒ではその誤差が光軸のかすかなブレにもなりかねない。実際、海外の通販サイトを見れば2、3千円台で買えるのですが、そこの精度がガタガタなら全くの無意味ですので、やはりメーカーでの補正で正解だったのでしょう。
で、結果です。R200SSの直焦点の他、フジのレンズで撮影したものも混ざってます。
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アンタレス周辺(カメラレンズ)
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C/2019T4 ATLAS彗星
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はくちょう座中心部
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はくちょう座中心部 (カメラレンズ)
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M8、M20
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M8
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M10
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M13
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M16
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M20
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M27
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M51
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M57
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M58
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M64
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M100
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M104
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M107
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天の川1 (カメラレンズ)
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天の川2 (カメラレンズ)
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天の川3 (カメラレンズ)
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ベガ
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とまあ、こんな感じでしたが、2019年の同じ時期に一発撮りでM51の伴星雲の周辺の淡い部分が写ってしまった時と比べると晴天ではありましたが、大気の透明度は若干劣っていた印象です。ちなみに今回のM51は30秒から120秒のフレームを4枚重ねています。
あとM27やM57のフィラメント構造が映るかなー?と微かに期待したのですが、流石にそこまでは無理でした。これはもう口径の解像度の問題でしょう。
ちなみにこの日はこんな感じでした・・・
2022年1月4日しぶんぎ座流星群
真冬の定番、新年一発目の運試しw、しぶんぎ座流星群の撮影に行ってきました。
いつもの原村に行きたかったのですが現地のピンポイント予報を見ると夜半過ぎから曇りマーク、これは確率悪いと判断して南へ行く事に。
あちこち様子を見ながら朝霧アリーナに行ったりサティアンがあったかもしれないあたりを放浪して結局は以前に撮影に利用した精進湖畔での撮影となりました。
それほど強風でも無く冷え込みはしましたが氷点下8℃ちょいくらいまで、でも車が凍らなかったので多少は良かったのかもしれません。
肝心の流星群は輻射点が上った後も全く動きはなく、3時半を過ぎてからなんとなく飛び始めたような?みたいな印象でした。
薄明開始後から早朝の6時くらいまでに期待していたのですがどちらかと言うと今年は中途半端にハズレ年だったようでピークに当たれば1時間位に集中して60個、と言うのはありませんでした。
カメラを2台稼働させて1台には6個、もう1台には7個の群に起因する流星が写っていました。
同じ流星が二つのカメラに写っていた物もあり、今回撮影できた中ではこれが一番明るいものでした。
群
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散在
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静止流星(散在
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6時以降に活発な出現があったかどうかは電波観測だけが頼り、といったところでしょうか。