原村星の降る里日食観測隊

仏領ギアナ金環日食を追って 2006年9月22日

 今年2回目となる日食を追い求め、南米へ向かった。目指すはフランスの海外県「ギアナ」。南米にあるこの地域は日本の4分の1ほどの面積。人口20万人弱。アメリカのマイアミを経由して飛行時間24時間。やっと到着した。観測地は、ギアナ宇宙センター近くの見渡しのいい海岸に決めた。(近くにあった古い灯台も気に入った。)日の出前、徐々に地元の人たちが集まる。6:20分、水平線のかなたにだいぶ欠けた太陽が昇った。地元テレビ局の取材班がぴったりくっついて、自分も含めアメリカや海外からやってきた観測者の様子を取材していった。もちろん今回も「星の降る里」の旗持参なので記念写真もばっちり。

http://www.rfo.fr/player_jt.php3?ids=4&format=asx&xy=150&d=22&m=09&y=2006
[1 観測地の様子 写真18枚]

太陽は徐々に高度を上げながら細くなっていく。そのため、辺りはなかなか明るくなりきらないような風景。ついに金環の瞬間を迎えると拍手が周辺から聞こえた。1本になったリングは徐々に均等のとれたリングへとかわる。5分30秒余りの金環が終わり太陽は再び元に戻っていった。

 

[2 金環日食  写真9枚]

 金環日食撮影を終え、ギアナ宇宙センターへ向かった。管制塔内での説明のあと、広大な宇宙センターはバスに乗って回った。アリアンロケットの発射台はやや離れたところで見たがさすが大きい。

[3 宇宙センター 写真9枚]

宿泊ホテルはメルキュール。コテージになっておりかなりリラックス。

[4 宿泊ホテル 写真3枚]

 
ギアナに向かう機内で知り合ったJayさん。アメリカの大学教授で、日食観測は44回目とのこと。Jayさんのページ

[5 Jayさん 写真3枚]

 

やはりアメリカからやってきていた観測者。

[6 アメリカ人観測者 写真2枚]

南米ギアナでの観測を終え、帰国の途に。でもアメリカでちょっと寄り道です。今年の松井は、怪我で戦列を離れること4ヶ月。完全復活した松井はこの日も一人打ちまくり。チームは敗れたもののゴジラの存在が光った試合でした。

[7 ちょっと寄り道 写真12枚]

 


↑:2006.12.08 編集してアップロード

↓:現象時 時間と共に・・・


原村『星の降る里』金環日食観測隊 (2006.09.18 UP)
送信日時 : 2006年9月17日 11:30   件名 : 22日金環日食 仏領ギアナ(FRENCH GUIANA

今回も行ってきます。ハイビジョンカメラ(動画)、デジタルカメラ(静止画)でアタック。

 〜南米仏領ギアナ〜  18日出発 → 26日帰国。


長野日報 2006.09.24     2006年9月25日 アストロアーツ   信濃毎日新聞2006.10.04


送信日時 : 2006年9月23日 9:59 (現地クールー時刻22日夜の21:59)  件名 : RE: karame-ru

2006年9月22日朝、南米から大西洋にかけて金環日食が起こった。

この天文現象を撮影するため原村星の降る里同好会では観測に出かけることとした。観測地は、南米の「仏領ギアナ」を選んだ。ギアナはフランスの海外県であり、スペースセンターがあることでも知られる場所。日本を出発してギアナに入ったのは日食前日の21日夜のことだった。この時期は乾季にあたるため快晴で、おびただしい数の星々と、日本では絶対見られないほど濃い天の川が迎えてくれた。22日、現地で知り合ったアメリカの日食観測者とともに、KOUROUの海岸の見渡しのいいところを観測地とすることとした。海岸沿いには既に何人かの観測者や地元の人たちが太陽が昇ってくるのを、待ち構えていた。秋分の日に近いこの日は太陽がほぼ真東から昇ってきた。遠い水平線のかなた、わずかにある雲の中からすでに欠けた太陽が見えた。朝6時20分頃であった。(日本時間22日夕方6時20分頃)太陽は徐々に高度を上げていくとともに、欠け具合も増していった。そして、6時50分頃すっぽりと月は太陽の中に入ってしまった。金環の瞬間だ。さらに月は太陽の中心へと移り、52分頃にはちょうどきれいなリングが出来上がった。周辺に居合わせた人たちからも大きな歓声が上がっていた。月は、55分頃には太陽の隅から出始め、8時10分頃にはいつもの丸い太陽となってしまった。日の出から、2時間弱の天文現象は終了した。周辺は日本人らしき人がおらず、現地のテレビ局から何度もインタビューを受けたり、現地の人たちからもアドレスを渡され、写真を送ってほしいと頼まれるほどでした。東洋人が珍しいのか?最後に、居合わせた人たちとともに、「原村星の降る里」の旗を持って記念写真を撮り、無事終了となりました。日本では、2012年5月に金環日食が見られます。


水平線から欠けた太陽が昇る

朝6時20分頃(日本時間22日夕方6時20分頃)

金環の瞬間

6時50分頃

月がすっぽりと太陽の中に入って見える瞬間

52分頃

金環が終わる瞬間

55分頃


2006年9月22日に、南米から大西洋にかけて金環日食が観測されます。

洋上以外で見られるのは南アメリカ大陸のガイアナ、スリナム、仏領ギアナです。

現地では日の出直後の日食で、金環の見られる太陽の高度は10度以下となります。

日本時間との差は13時間ほどとなります。

詳細情報
NASAリンク

日食情報センター

かって気ままに世界旅行(山口 真弘氏)


2006/09/18 (月) 16:50 先ほど観測隊がギアナに向けて成田空港を立ちました。

現地ギアナの通信事情などまったくわかりません。。。  情報が入り次第WEBUPします。

取材機器は”リビア日食と同じ”・・・はず・・・、(じつは急ぎの出立となりWEB管理人は確認しておりません。)


日本時間22日午後7:24現地(クールーの海岸)より電話有り(現地では朝7:24)

海岸に500人ほど集まり観測したとのこと。現地のメディアに掴まり取材を受けた・・とのこと。

動画・静止画共に快晴の元成功したとの連絡です。

日蝕の中心線より僅か北側の場所です。

なお、ネット環境が非常に悪く、画像の送信は無理のようです。現地は現在朝ですので日中探して見るそうです。

画像が電送され次第、WEBUPします。

(2006.09.22 19:30 現在)


送信日時 : 2006年9月29日 10:34  件名 : Fw:

http://guyane.rfo.fr/のサイトから見られるビデオクリップで、インタビューを受けていらっしゃるのが、たぶん・・・。