星ナビ協力デジカメ派応援観望会 参考となる観望会(17回) 広報(星ナビ10月5日発売号)
昨年の企画は台風直撃で中止となりました、今年の天候も不順ですが晴れることを期待しようと思います。
獅子以上にムラが多いのがジャコビニ群。普段はなかなか現れないのに、誰も注目しない時に限って大出現します。アッシャー氏によれば今年も獅子群が全く期待できないので、今年に限れば面白そうな流星群はもはや「ジャコビニ群だけしかない」と言えます。ムラがひどい群ゆえに期待が空振りに終わる可能性もありますが、過去には2001年の獅子座群を超える出現があったジャコ群だけに楽しみです。今年のジャコビニ群の特異点は、13年ぶりの母彗星回帰・もう1つは彗星が地球軌道に最接近してから3ヵ月後に地球が軌道を通過する点です。ただし、ジャコビニのダストトレイルは細くて彗星通過後はすぐ拡散してしまう特徴がありますが期待は十分できそうです。
ご案内
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デジタル観望会と銘打っておりますが寝ころんでの眼視観測にも普段通り対応していますので安心してご参加ください。
内容予定:21:00よりデジタルカメラの取扱や流星撮影の方法・画像処理の例や処理ソフトの紹介など講座をします。もちろん講座に関係なく流星観測もできます。撮影した画像をプロジェクタで参加の皆様に見てもらうことも可能です。
休息室を設けますので仮眠ができます。翌朝9時には園の通常営業に戻りますのでご協力ください。
一晩中開催します、トイレ・水場・通信環境など安全な観測環境を提供しますのでご家族単位でお気軽にご参加ください。
レジャーシート・寝袋・双眼鏡・軽食などご用意されますとより快適な観測ができます。
商用電源必要な方は受付にてご相談ください。配線の長さに限界がありますが別料金でご提供できます。
観測用レンタルパイプ椅子10脚@¥300・・・当日早い者順 畳表のレンタル@¥50・・もできます。
台風直撃などの悪天候の場合は中止となります
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講師陣(予定)
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田中千秋氏 (潟Aストロアーツ) 和光久氏 竹内昌弘氏 坂巻紘氏など
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協力
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潟Aストロアーツ・ソフトのデモ(販売も)を行います。担当は、営業部の上田さんです。
潟Rスモスのご協力により無料で双眼鏡の光軸検査できます(検査のみ、調整はしません)。
SEAofSKY天文同好会の出店もあります。
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ご注意
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八ヶ岳山麓ですので防寒対策は十分な備えをお願いします。 駐車場への進入は照明にご留意ください。
(ご案内:銀塩長時間撮影の場合、韮崎市のサーチライトが東の空に影響する場合があります)
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場所
日時
参加費
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:原村八ヶ岳自然文化園
:2005年10月08(土)〜翌朝 21:00受付開始 翌朝まで
:小学生以上お一人¥300円(ロビー受付にて承ります) 予約不要。(高校生以下は保護者同伴のこと。)
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進行表(一応の予定です)
空の状態と流星群の状態を考慮しつつの柔軟進行を考えています(22:00〜24:00の中で・・)
21:00 受付開始及び参加者の機材設置・出展はロビー&準備
〜21:30 和光氏・坂巻氏・竹内氏など外部設置の機材を見学
21:30 主催者より進行の説明及び講師・出展者の紹介(大研修室にて)
今年の大きな天文現象のひとつ、火星が近づいてまいりました。近年大きな進歩を遂げているデジタル撮影器機での観測の実際を間近で見たりソフト情報交換や機材購入の参考の企画です。当日はジャコビニ流星群を楽しみながらデジタル機器に親しみましょう。室内にプロジェクタを設置しますので撮れたて情報を見ながらの情報交換や講座が可能です。
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21:40〜 田中千秋先生によるデジタル器機総評 〜質疑
彗星と流星群の関係、或いはジャコビニ群の特徴と写真の撮り方など。
銀塩写真の世界でも、ダゲレオタイプから乾板、そしてフィルムベースの感光原盤へと変遷し、モノクロからカラーへとも進んできました。今後の写真の世界が、技術革新によって変遷していくのは当然の時代の流れであります。デジタルフォトの世界は、デジタルカメラのほか、カメラ付携帯電話によって大きく時代の流れになろうとしています。さらに進化するこのデジタルの世界こそが今後の写真界を占う上での大きな要素であります。(天文評論家:田中千秋先生:談)
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22:10〜潟Aストロアーツ デジタル処理ソフトを使って解説 〜質疑 上山さん
アストロアーツのソフトのデモ(販売も)を行います。担当は、上山さんです。
「ステライメージ
Ver.5」は、冷却CCDカメラ、デジタルカメラやビデオ、銀塩カメラなどで撮影した天体画像を高品質で美しく仕上げることができる定番の画像処理ソフトです。そのステライメージを使った画像処理の基本や使いこなしのヒントを解説します。なお、ステイメージ
Ver.4以前をお持ちでまだVer.5にバージョンアップしていないユーザーの方は、会場内でバージョンアップ版をご購入になれますので、この機会にご利用ください。
お知らせ:編集部の「専用FAX」番号が新しくなりました。
〒151-0063
東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12
富ヶ谷小川ビル1F
「星ナビ」編集部直通
Tel:03-5790-0851 Fax:03-5790-0891
アストロアーツ代表
Tel:03-5790-0871
Fax:03-5790-0877
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23:00〜 10分の休憩(ここ以後は空の状態に左右されます)
23:10〜 和光 久氏によるS2プロの実際&竹内昌弘氏 坂巻紘氏 〜質疑
デジカメでの天体撮影はカメラだけの機能では十分ではありません、架台への設置・レンズとの相性・撮影インターバル・信号電送・パソコンへの蓄積・外部記憶装置への転送・画像処理・CCD面に付着するゴミホコリ対策・・・など総合的な基礎知識が必要となります。また、満月でも設定により流星も撮影できる事を実証した和光氏が普段撮影しているシステムを公開してくれます。デジタル機器で撮影してみたい方・迷っている方・器機購入を考えている方など参考になると存じます。 デジタルカメラマガジンによると、D70は画像処理中でもシャッターが連続して切れるそうです。すなわちパソコンで撮影直後の画像が書き込まれている間、カメラは既に次のコマを撮影してるわけで、流れ星を撮りこぼす確率はかなり低くなります。
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24:00〜 撮影など
01:00〜 大研修室は休息室モードに。情報交換などはロビー&野外に移動。
朝 解散
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