原村『星の降る里』一晩観望会

W彗星直前!デジカメで迎え撃て!彗星撮影対策応援観望会!

2004.04.24一晩観望会17回目(2004.04.25 UP)   この日の天体画像はこちら

進行表

21:00   受付開始及び参加者の機材設置・出展はロビー準備

協力 潟Aストロアーツ潟Rスモス・SEAofSKY天文同好会・潟jュートンプレス

〜21:30 和光氏・大坂氏・坂巻氏・武居氏・竹内氏など外部設置の機材を見学

21:30  主催者より進行の説明及び講師・出展者の紹介(大研修室にて)

 今年の大きな天文現象のひとつ、ダブル彗星が近づいてまいりました。近年大きな進歩を遂げているデジタル撮影器機での観測の実際を間近で見たりソフト情報交換や機材購入の参考の企画です。当日はおとめ座流星群を楽しみながらデジタル機器に親しみましょう。室内にプロジェクタを設置しますので撮れたて情報を見ながらの情報交換や講座が可能です。

21:40〜 田中千秋先生によるデジタル器機総評  〜質疑

 銀塩写真の世界でも、ダゲレオタイプから乾板、そしてフィルムベースの感光原盤へと変遷し、モノクロからカラーへとも進んできました。今後の写真の世界が、技術革新によって変遷していくのは当然の時代の流れであります。デジタルフォトの世界は、デジタルカメラのほか、カメラ付携帯電話によって大きく時代の流れになろうとしています。さらに進化するこのデジタルの世界こそが今後の写真界を占う上での大きな要素であります。(天文評論家:田中千秋先生:談)  叶ス報社より天体画像提供の協力がありました。

22:15〜 和光 久氏によるS2プロの実際  〜質疑

 デジカメでの天体撮影はカメラだけの機能では十分ではありません、架台への設置・レンズとの相性・撮影インターバル・信号電送・パソコンへの蓄積・外部記憶装置への転送・画像処理・CCD面に付着するゴミホコリ対策・・・など総合的な基礎知識が必要となります。また、満月でも設定により流星も撮影できる事を実証した和光氏が普段撮影しているシステムを公開してくれます。デジタル機器で撮影してみたい方・迷っている方・器機購入を考えている方など参考になると存じます。 デジタルカメラマガジンによると、D70は画像処理中でもシャッターが連続して切れるそうです。すなわちパソコンで撮影直後の画像が書き込まれている間、カメラは既に次のコマを撮影してるわけで、流れ星を撮りこぼす確率はかなり低くなります。

22:30〜 潟Aストロアーツ ステラナビを使ってW彗星状況解説(渡並氏)  〜質疑

23:00〜 10分の休憩

23:10〜 大坂氏による撮影&処理の実際  〜質疑

 昨日、山望でシミュレーションしてもらいました。25日04h06mにT7(東)とF4(東北東)がほぼ同時に顔を出します。薄明中ですので難しそうです。どちらかに的を絞って撮影するしかないかも・・・。

23:30〜 竹内氏によるレジスタックス処理の実際  〜質疑

講座の間に武居氏による太陽専用撮影システムの説明がありましたが、画像がありません。太陽のHα画像や撮影機材の展示などもありました。

24:00〜 撮影など

01:00〜 大研修室は休息室モードに。情報交換などはロビー&野外に移動。

   午前4時ちょっと前におとめ座方向より東に向う、ゆっくりした大きな火球が見られました。

   彗星は午前4時10分頃から確認できました。(4時15分には明るい空になり【朝】になりました)

朝 解散

データ&リンク

ブラッドフィールド彗星 C/2004 F4 4月下旬になると明け方の東の低空に顔を出すそうです。(2004.04.14 link)

C/2004 F4ブラッドフィールド画像 (撮影2004.04.24)

Newton編集長 竹内 均氏が、平成16年4月20日(火)午前5時41分、 心不全のため、国立病院機構東京医療センターにて死去されました。ご冥福をお祈りします。(2004.04.20)


画像集

準備

読み合わせ中
会場の準備
テストドライブ
事前保守
食も準備中
事前保守

受付・出展

信州限定!
受付席の後見人?
武居氏・・太陽プロミネンスを・・
お約束のフォーリンスター
後見人2!
光もの
ステラナビ
後見人3!
ソフト類
双眼鏡に顕微鏡
ソフトの立ち食い?
愛知県よりの初参加組

外部設置の機材

彗星の位置確認
ジンデン

田中 千秋氏によるデジタル器機総評

写真と言えば銀塩写真
対面でノートに向かって・・
参加者とも顔が見えます
約30分ほど
デジタルと化学の違いと
これから向かう所を・・・。

S2プロの実際

実技インストラクタ 和光 久氏  (2000年のしし群以降デジカメによる流星撮影を追う。

実際に使っている・・
・・と、熱が入ります・・
・・電源も技術です。

W彗星状況解説(渡並氏)

高度予報・・・
・・・なるほど。
BF(ブラッドフィールド彗星)に話が及びます
BFって・・ボーイF・・?

「BFは〜、こうしろう、こうき、こうすけ・・・」

大坂 昌道氏による撮影&処理の実際

実技インストラクタ 大坂 昌道氏 (昨年よりT−7彗星を連続撮影・銀河パノラマ撮影者)

あっさりと話しますが・・含蓄が!

竹内 昌弘氏によるレジスタックス処理  フリーソフトREGISTAXダウンロードはこちら

やはり・・このスタイル
納得・・・かも!
フリーソフトですが・・。

前夜の残りで・・スタッフの朝飯

(みそ汁に御飯・・て、ねこまんま?)

マイナス6度&霜柱5センチ

気象予報通りに・・寒かったデス


この日撮影された天体画像などを

 撮影&画像処理:和光 久 撮影日:2004.04.25

 観望会での講習会後、夜半過ぎに他の対象などを撮影開始。薄明開始後の4時過ぎ、ブラッドフィールド彗星はまだ葉が伸びていない木立越しの撮影となりました。PCからの制御により、ディスプレイにリアルタイムで表示される撮影結果を見て状況を確認、露出時間を変更しながらの連続撮影となりました。撮影条件としては普通ならシャッターを切らないような空の明るさで双眼鏡などを使っても尾の存在は確認出来ませんでしたが、コンポジット後の処理で尾 を浮き上がらせる事が出来ました。鏡筒の視野をT7LINEARに向けた時には空は更に明るくなりましたが、これも画像処理によって彗星らしい色を再現する事が出来ました。

C/2004 F4 BradField
C/2002 T7 LINEAR

撮影&画像処理:安田 清高 撮影日:2004.04.25

SOS文化園部隊は売り上げは・・・・でしたが

すばらしい星空を見ることは出来ました。

私も珍しく?望遠鏡出しましたから(笑)

写真も撮りました。初めて10Dで直焦点撮影もしました。

M57です。どこに有るかわかりますか〜

600ミリ、f5、ミザールです。


撮影&画像処理:太田 直志 撮影日:2004.04.25

KISS-Digital シグマ8mm F4.0(開放) 露出;2min 

ISO400 WB;電球

トリミング+フォトショップにてトーンカーブ補正

撮影地;八ヶ岳自然文化園


撮影&画像処理:和光 久 撮影日:2004.04.25

で、これが私が撮っている真っ最中にM8の真上を通過してくれた人工衛星です。

撮影地;八ヶ岳自然文化園


撮影&画像処理:河村 健二 撮影日:2004.04.25(2004.05.02UP)

火球ゲット!

2004/4/25 3:56 約90秒 OM-4+SIGMA 24mmf2.8開放 FUJI Speria iso800

シシ座流星群以来の火球が撮影できました。24mmで彗星でも写らないかなぁと撮っていたらゲットできました。


撮影:河村 健二&画像処理 和光 久 撮影日:2004.04.25(2004.05.05UP)

OM-4+SIGMA24mmf2.8開放、露出5分

FUJI SPERIA iso800たぶん3:30頃でしょう。

で、今回のポイント。

オリジナルをそのままコピーして別画像としてペースト、レベル補正で暗い部分を引き締めてからオリジナルにペースト、レイヤーのモードを乗算にして透明度を60%くらいにしておく。コピーした画像を元の状態に戻して空の部分を全部選択、選択範囲を反転して木から広場にかけての部分を選択してコピー、オリジナルにペーストして描画モードを比較(明)に指定、全体のレイヤーを統合してからレベル補正で全体を再度調整・・・ってなところ。光害かぶりと周辺減光の部分は補正しきれませんでしたが天の川のみにポイントを絞ってここまで・・・(^^;


2005年の原稿

星ナビ協力デジカメ派応援観望会  参考となる観望会(17回)

近年大きな進歩を遂げているデジタル撮影器機での観測の実際を間近で見たりソフト情報交換や機材購入の参考の企画です。当日はしし流星群を楽しみながらデジタル機器に親しみましょう。室内にプロジェクタを設置しますので撮れたて情報を見ながらの情報交換や講座が可能です。

ご案内

デジタル観望会と銘打っておりますが寝ころんでの眼視観測にも普段通り対応していますので安心してご参加ください。

講師陣

田中千秋氏 星ナビ編集部(潟Aストロアーツ) 和光久氏 竹内昌弘氏 大坂昌道氏 坂巻紘氏 武居氏など

八ヶ岳山麓ですので防寒対策は十分な備えをお願いします。 駐車場への進入は照明にご留意ください。

(ご案内:銀塩長時間撮影の場合、韮崎市のサーチライトが東の空に影響する場合があります)

進行表(一応の予定です)

空の状態と流星の状態を考慮しつつの柔軟進行を考えています(22:00〜24:00の中で・・)

21:00   受付開始及び参加者の機材設置・出展はロビー&準備

〜21:30 大坂氏・和光氏・坂巻氏・竹内氏・武居氏など外部設置の機材を見学

21:30  主催者より進行の説明及び講師・出展者の紹介(大研修室にて)

21:40〜 田中千秋先生によるお話  〜質疑

 彗星と流星群の関係、或いはしし群の特徴と写真の撮り方など。

 銀塩写真の世界でも、ダゲレオタイプから乾板、そしてフィルムベースの感光原盤へと変遷し、モノクロからカラーへとも進んできました。今後の写真の世界が、技術革新によって変遷していくのは当然の時代の流れであります。デジタルフォトの世界は、デジタルカメラのほか、カメラ付携帯電話によって大きく時代の流れになろうとしています。さらに進化するこのデジタルの世界こそが今後の写真界を占う上での大きな要素であります。(天文評論家:田中千秋先生:談)

22:30〜 ステラソフトを使っての解説(潟Aストロアーツ)星ナビ編集部  〜質疑

23:00〜 10分の休憩(ここ以後は空の状態に左右されます)

23:10〜 和光 久氏によるS2プロの実際その後  〜質疑

 デジカメでの天体撮影はカメラだけの機能では十分ではありません、架台への設置・レンズとの相性・撮影インターバル・信号電送・パソコンへの蓄積・外部記憶装置への転送・画像処理・CCD面に付着するゴミホコリ対策・・・など総合的な基礎知識が必要となります。また、満月でも設定により流星も撮影できる事を実証した和光氏が普段撮影しているシステムを公開してくれます。デジタル機器で撮影してみたい方・迷っている方・器機購入を考えている方など参考になると存じます。その後のS3プロ&D70の情報など

23:20〜 大坂氏による撮影&処理の実際その後  〜質疑

23:30〜 竹内氏によるレジスタックス処理の実際その後  〜質疑

24:00〜 撮影など

01:00〜 大研修室は休息室モードに。情報交換などはロビー&野外に移動。

朝 解散