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2011年12月10日・皆既月蝕
万全の態勢で観測・・・のはずが、赤道儀を出しても北極星が見えずに極軸合わせが出来なかったり、本影食のタイミングで雪が降って来たり・・・
雪が激しくなった時点で赤道儀は撤収、あとは雲の切れ間から月が見えた時にカメラレンズでの撮影となりました。
画質的にはアレですが、とりあえず記録、って事で。
2011年11月18日・しし座流星群
D70002回目の運用です。
流星群としての条件は輻射点が登る頃に合わせるかの用に月も昇り、時折雲も流れて来たりで決して良いとは言えませんが、600枚ほどの撮影で群の流星を1つ、散在流星を3つ捉える事が出来ました。しかし肉眼では群に属すると思われる流星は1つも確認出来ていませんでしたので、若干ピークからは外れていたのかもしれません。
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群 | ||||
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散在1 | ![]() |
散在2 | ![]() |
散在3 |
群よりも散在の方が多い、というあまり群らしからぬ結果となりましたが、群の流星はしし座群によくある色の変化も記録出来ましたので、これはこれで上出来かもしれません。
2011年10月9日・ジャコビニ流星群
D7000での初の観測となりました。
制御するソフトウエアは特に問題も有りませんでしたが、露出時間とインターバルのタイミングによっては右下と左下に赤カブリが出る事が判明、以前に使ったD70ほどではありませんが、もう少し使い込んでクセを見る必要が有りそうです。
さて、ハズレになりやすいジャコビニ群の結果は群に属するものが3つと散在が1つでした。
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群1 | ![]() |
群2 | ![]() |
群3 |
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散在 | ![]() |
紛らわしい、途中で増光した人工衛星 | ![]() |
ISS |
2011年9月18日・観望会/D7000テスト撮影
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背景のグレーのニュートラルな感じは良さそう | ![]() |
30秒露出、ノイズリダクションオン | ![]() |
30秒露出、ノイズリダクションオフ |
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夏の大三角、60秒露出をトーンカーブの自動で補正、北アメリカ星雲は見えない? | ![]() |
観望会の光景、M31アンドロメダが写っている |
月が出るまで時間が短かった事が分かっていた為に赤道儀は使用せずにカメラ三脚での固定撮影のみ。
感度設定はISO1600で撮影。3200、6400、6400+0.3段の増感も試したが実用性は無さそう?
2011年8月13日・ペルセウス座流星群、ISS国際宇宙ステーション@原村八ヶ岳自然文化園観望会
何と言うか、満月に近い状態なので条件的にはそれほど良くはないのですが、それにしても飛ばない流星群でした。
400枚弱の撮影で群に属するものが4つと散在が一つ、雲もあったのでHRは10以下ではないかと思われます。
それでもフレームのど真ん中に火球クラスのが飛んでくれたので良しとしますか。
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群
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群
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群
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群
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散在
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ISS1
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ISS2
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ISS3
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ISS4
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ISS5
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ISSの撮影中、ISS1か2のあたりでISSの近くに静止流星が出現したのですが、画像でどれがそれなのか確認出来ませんでした、よって今回のカウントには含まれていません。
2011年4月16日・原村八ヶ岳自然文化園観望会
1月のしぶんぎ座群が雲でコケてしまったので今年最初の撮影となりました。
観望会のメインターゲットが月と土星でしたのでその辺りを中心に狙ってみましたが、正直な話、月は飽きる(^^;
画像のフレーム内に出来るだけ大きく収める為に必要な焦点距離とそれに合わせての鏡筒と補正するレデューサーなどの光学系の組み合わせは分かっているし、あとは月をフレームの中心から外れないように微調整を繰り返しながら適正露出を見つける為のテスト撮影、その結果から適切なISO感度とシャッター速度の組み合わせが見つかればオーバー気味とアンダー気味も含めて10枚も撮れば終了。
あとは途中からレデューサーを取り外して直焦点で撮ってみたり、普段は気にもしない恒星を撮ってみたり、月があるので無理だと承知しながら系外星雲を撮ってみたりで21時半には撤収開始となりました。
土星の拡大撮影はあまり考えていませんでしたが、帰ってからチェックしたら衛星が幾つか写っていたので良しとしましょう。
それにしても4月のこの時期、霜が降りて帰る時に車のフロントガラスが凍るとは思ってもみませんでした。