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2016年11月18日・しし座流星群+19日観望会
満月直後の月明有り、加えて当たり年じゃない、という条件でしたがしし座流星群の撮影に出かけてきました。
原村の観測地点に現地入りした時にははっきり言って月は位置がわかるけど全体的にガスっている、という感じでしたが、いつものパターンで夜半過ぎに気温が下がれば雲が下がって晴れる可能性が高い、ということで車の中で酒でも飲みながら待機状態。
日付が替わる頃にふと思い立って霧と月光とで面白い写真が撮れないか?なんてことでこんなのとかを撮って遊んでました。
これが思ったほど面白くない。で、なんとなくウトウトっとして40分ほど過ぎたらいつの間にか空は完璧なピーカンでこんな感じに…。
そして撮影開始。結局この時は奇しくも2001年の大出現の前年、流星群の撮影にデジカメを投入した最初の時のしし座流星群と同じような結果になりました。
月明ありでピーカン、ZHRはおそらく10前後であの時には3つ、そして今回は2つのしし座群に属する流星の撮影に成功しました。
で、その翌日の夜、観望会ではこんな空に…。
観望会では先日安く手に入れる事が出来たビクセンの80mm15倍の双眼鏡でのファーストライトで楽しんでいたので画像は固定撮影のこれだけ。ちょっと重いし真上方向は見にくいですが、収差やフレア、ゴーストも無く良い感じの双眼鏡です。
2016年5月28日・原村観望会
火星が接近、というので久々に惑星の拡大撮影でもやってみようと思ったら・・・
あはは、拡大撮影関係のアダプターの使い方は忘れてるわ、アダプターのパーツがどこに入っているのかわからないわ、挙げ句の果てにXマウント用のTリングと延長チューブは忘れるわでもうどうもにこうにも。
とりあえずXマウントカメラでFマウントレンズを使うためのアダプターがあったのでそれを使ってみましたが、フランジバックの長さが足りなくてピントが合わない、しかも明らかに光軸がずれている、ということで使い物になりません。普通のカメラレンズなら分からないかもしれませんが、長焦点での拡大撮影では致命的です。とりあえず直焦点に切り替えて試してみましたが、ダメなアダプターの見本写真となりました。
スパイダーの干渉がはっきり出ているのでピントは正確ですが、その十字線が2組あったりフレアが発生していたり。
やはりメイドイン中華なものは信用できないです、日本製が一番信頼できますね。
で、この日はこのほかにリング星雲とか天の川を撮って遊んできました。
撮影場所はいつもの原村自然文化園の駐車場、観望会の最中に撮影したものです。
カメラはフジのX-T1、全てJPEG Fineで保存、ノイズキャンセル処理なし。
少なくともこのカメラではRAWファイルでの撮影は全く必要と考えていません。
と言うか、フジそのものがとりあえずRAWでも撮れるけどうちはJPEGで撮った方が綺麗だよ、ってスタンスみたいですね。
S1Proから始まってS5Proまで、購入直後には必ずjPEGとRAWでの撮り比べをしてきましたが、はっきり言ってRAWで撮る意味が無い感じです。それ以来はX-Pro1でもX-T1でもRAWでの撮影は一度もしていません。
個人的な推測ですが、そのあたりはカメラメーカーではなくフィルムメーカーの意地、ではないかなと思っています。
おまけ・ちょっとたれ目がちな『月』の写真w
2016年1月4日・しぶんぎ座流星群
今年の予測ピークは4日の夕方、との事前の予報が出ていたのではっきり言って全く期待しておりませんでした。
ですから撮影のために出かけたのも12時前、いつもの観測場所の原村に到着してしばらくは車のなかから様子を眺めていましたが飛ぶ気配は無し、それでもカメラだけは動かしておこう、ということでフジのX-T1を使ってカメラに内蔵されたインターバルタイマーで撮影開始。
撮影はカメラ任せで半分近く車の中で寝落ちしていたような状態でしたが、5時半過ぎくらいに外に出て空を眺めていると35分頃から急に流星が飛び始めた感じでした。火球クラスのあかるいものもあれば暗いものもありましたが、しっかりとカメラが向いている方角に出現してくれたおかげで何枚か撮影することが出来ました。中には放射点のすぐ近くで静止流星に近い状態のものもあり、薄明前にはISS国際宇宙ステーションの通過、というおまけつきで今年のスタートを切ることができました。