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2017年12月13〜14日・ふたご座流星群
休日前夜と観望会の夜の天気にことごとく恵まれずに年末…
でもその年末のふたご座流星群が大当たりで・・・
最終的に720枚ちょいの撮影で39個のふたご座群の流星と3個の散在流星の撮影結果となりました。
で、画像が多すぎでフレームを組んでサムネール置いて別窓でリンク張って…という作業がめんどくなったのでリンクからどうぞw

撮影枚数:撮影結果の比率の経験則から推測するとZHRは90越えかも?

2017年ふたご座流星群 ・ 散在流星

で、同日。
某誠文堂新光社の某天文雑誌の編集部からこの夜のふたご座群のネット中継をしたいから場所を使わせてほしい、というコンタクトが文化園にあったそうです。
私が文化園エリアに到着した頃には施設のプラネタリウムのあるあたりの立木に普段では絶対にありえないタイプの照明で下から照らされており、文化園の入り口を通過しながら、あ、あれだな〜?君子危うきはドラマタで近寄るまい、ということで予定通りにいつもの単独観測の場合の撮影ポイントに向かいました。
駐車場には同様な流星観望と思しき車が3台ほど。
到着時には雲量3〜4くらいだったでしょうか、ところどころ雲がありましたがこの程度なら観測には影響あるまいということでスタンバイ。
構図や露出などを確認する段階で明るい流星が撮影中のフレーム内に飛んだのを確認しました。

この夜は事前にマスコミ関係がそれなりに報道していた関係でしょうか、夜半過ぎまで車の出入りがありましたがさほど撮影には影響は無く…
と言いたいところですが、陣取ったすぐ隣に車が駐車していつまでもスモールランプと車内灯を付けていたのでさすがにこれは障害になる、ということで一声かけて消灯をお願いしました。

そしてこの季節の観測のお約束、温度計をテーブルの上に放置しておいたところ、午前2時前には氷点下10度ちょいを確認しました。

前日から寒気団が…なんて話だったのでほぼ想定内でしたが、明け方の5時45分には氷点下13度を確認、そしてその頃には駐車場の中には私の車1台だけ、となっておりました。

さすがにそこまで冷え込むのは普通な人には想定外だったから、ですかね〜?
なお、観測終了時はカメラはこんな状態に・・・

一番最初に流星群の撮影に際してカメラボディを保護するため、霜などの結露対策としてS1Proではゴアテックスでカバーを作って使っていましたが、最近はデフォルトで完全防水とまでは行かなくても防塵防滴仕様のボディになっているのでその辺りは結構助かっています。
加えて2001年の獅子座流星群のためにその前年から一眼レフデジタルカメを使い始めた時にはカメラとPCを直結、PC制御で撮影して撮影しながら画像ブラウザで撮影結果をリアルタイムで確認し続け、加えてノートPCのHDDに画像を全て保存することで撮影と画像確認の同時進行、作業と確認の効率化していましたが、このX-T1ではカメラ内のインターバル撮影機能の活用でカメラ単体で撮影出来るのは良いのですが、連続撮影中はカメラのモニターでは確認しにくい、しかも小さいのでよくわからない、その結果観測が終わってから、もしくは帰ってから画像を全てチェックしなければならない、ということで若干めんどくなってます。
そのうちメーカー、もしくはサードパーティでそういったリモート制御のMac用のソフトウエアを作ってくれたら助かるんですけどね…。
富士フィルムさん、どうにかしてくださいお願いします、ってか、なんでHS-V5は窓用しかないのかと・・・



2017年1月4日・しぶんぎ座流星群

2016年の流星群は軒並み月の位置や天候が悪くてほぼ全滅に近いようなものでしたが、不思議としぶんぎ座群には裏切られてはいないような?
ただしピークが当たれば、の話ですが。
今年は3日の夜23時半ごろがピークとの予報でしたので早めに行動開始、22時半前には観測場所の原村文化園の駐車場に着きました。すると珍しく先客が…しぶんぎの時はいつもここで先客がいたためしはないのですがw
で、結果ですが今年は群が7個に散在が二つ、ほぼ前年と同じくらいの結果となりました。
でも23時という予報はほとんど当たっていなかったようです。

しぶんぎ座群
散在流星
I おまけ